












2024/11にお取引させていただきました!
重雄作 とは
御蔵島出身の駒師、重雄 様(本名 広瀬重雄 様、1926~)の作品になります
重雄様はもともとは御蔵島の黄楊を専門に扱う木地師、木地の成形は全て自らの手でされていたそうです。
その駒形は独特な形をしていますね、、、
重雄様のオリジナリティを感じます✨️
本来であれば王将の裏には書体名である、「水無瀬」が彫り込まれているのですが「日将連製」と表記があります。
これは日本将棋連盟が主体となって制作が行われた証として彫り込まれたものだと推測できますね。
特上彫 とは
将棋の駒って、たくさんの種類の彫の種類がありますよね!
駒の書体が明記されているものの多くは「特上彫」と呼ばれます。(錦旗とか水無瀬ですね
特上彫は最高ランクの位置づけとされています(*^^*)
上彫の他にも「黒彫」「並彫」「中彫」「上彫」があります。
それぞれ「黒彫」→「並彫」→「中彫」→「上彫」→「特上彫」の順番でランク付けされています。
これらは主に、駒を彫る過程において、少しずつ彫りの画数が多くなるためだと言われているそうです。
こちらの駒は「水無瀬書」になります。
水無瀬書の歴史は古く、遡ること安土桃山時代に遡るとか。
安土桃山時代の公家 水無瀬兼成(みなせかねなり)が書いたことから始まるといわれており、現在でも、愛好家のなかでも人気の高い書体の一つになります。
「水無瀬書」の祖である水無瀬兼成の将棋駒が、島本町の水無瀬神宮に約400年間伝わり、町指定文化財「水無瀬駒 関連資料」として指定されたそうです。
将棋の駒って奥が深いですね!(*^^*)
もしよろしければコメントや高評価よろしくお願いいたします!
他にも様々な駒を御覧くださいませ ♪
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